実はこれ26日に書いていたりする。
佐藤まどかさんが、博士号取得のための試験(公開演奏会)でシベリウスのコンチェルトの初稿(日本初演!)と改訂版を一度に演奏されるので、芸大の奏楽堂へ聴きにいってまいりました。
ttp://www.geidai.ac.jp/sougakudou/2004/20050223.html

13:00、奏楽堂に着くと、ホール玄関にすでに列ができていて、開演10分程前にはもう会場の席はかなり埋まっていました。

で曲の方ですが初版と改訂版、かなりの箇所に違いがありましたね。
全体的にオケの響きが少し違った。
オケ奏者によると、いつもなら(改訂版では)ビオラやほかの楽器が弾いている旋律を、初稿では自分達が弾かなければならない所が多々あり、少し大変だったたそうです。で2楽章の最後。なんか変な分散三度がごちゃごちゃとあった。なんとなく不自然な感じが…てか、これ演奏者としてはおそろしく弾きにくく、難しいと思う(自分だったら弾けね‥)。よほど上手く弾かないと効果的には聴こえないでしょうね。ここは。
3楽章の、最後から17小節あたりのコード。初版ではソロとオケと同時だったんだ。この方がある意味豪華に聴こえるか?

まあ何というか、大雑把にいうと改訂版のほうが曲の緩急緩を明確にしたような感じですね。初版のほうが、悩んでいます。悩みが解決しません(?)。どちらかというと初版は私のような通向けですか。

ところで、開演前のいつものお決まりの放送で、携帯の電源を切れとは言ったが、録音・録画禁止だとは一切言わなかった。じゃあ録音よかったんですね。どおりで怒られないと思った(ぉ
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