危ない横断

2005年12月30日 鉄道関係
・JR日光線 鹿沼11:16
3分遅れでやってきたN3編成、宇都宮行き。
鶴田到着の4分前に通る、第四種踏切が前方50m先に迫ってきた時。
自転車を押したおばあさんの姿が渡ろうとしていた。
運転士は即座に警笛ペダルを踏み、同時に常用最大ブレーキをかける、が…
おばあさんは渡り始めてしまった。

スコーンとかいう非常ブレーキをかけた音が鳴り響いた。空気ブレーキって効き悪い…。なんか、減速に必死さが足りないような。。
間一髪のところでおばあさんは渡り終えていたので、事故には至らなかった。
…運転士は警笛を鳴らし続けていた。

何か、ああいう人、「どうせ事故になんかなりゃせんよHAHAHA!」みたいに思っているようだけど、
渡っている時に転んだらどうなるかとか、実は、電車は非常ブレーキをかけると、完全に停止するまで解除出来ない構造なんだとか、そうやって数分でも遅延すると、ダイヤがめちゃめちゃになって、一人の為に数千人に迷惑がかかるとか、知らないんでしょうね。。考えた事もなかろうし。
踏切通過後、運転士はブレーキハンドルを解除位置にしてマスコンをフルノッチ投入、加速を試みるが、当然電車は減速し続ける。10km/hになって、やっとのろのろと加速し始めた。その間、運転士は車掌に電話。危険回避した事を伝え、すぐに運転再開(?)。

電車の非常ブレーキの話は前から耳にしていたが、目の当たりにしたのは始めてでした。。

結局、終点の宇都宮到着は+3分遅延で合計6分遅れ。
かけ込み乗車や、踏切の無理な横断は、控えた方が身の為でしょう。。
…まあ、「開かずの踏切」を作る方が悪いとか言われると、まさにその通りですが。

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